はじめに| 性格別貯金術 のすすめ
「家計簿をつけても続かない…」「気づけば感情で無駄遣いしてしまう…」
そんな悩みを抱えている方に向けて「 性格別貯金術 」をご紹介する記事です。
✅ 家計管理に何度も挑戦しては挫折してしまう
✅ つい感情に流されて無駄遣いをしてしまう
✅ 頑張ろうとしても続かず、自己嫌悪に陥る
こうした悩みは、あなたの意志が弱いからではありません。
性格に合わない管理法を選んでいることが、続かない最大の原因かもしれません。
この記事では、
無料でできる簡単な性格診断
診断結果に合わせた最適な家計管理法と貯金術
心理学に基づく「感情に左右されず続けるコツ」
をわかりやすくご紹介します。
あなたに合った家計管理スタイルを見つけることで、
半年後には「無理せず自然にお金が貯まっている自分」にきっと出会えるはずです。今日からできることを、この記事で一緒に見つけていきましょう!
筆者について
私は現在、東京で一人暮らしをしている会社員で、20代から「将来に備えること」を自然に習慣化してきました。
自分の性格や行動パターンを客観的に分析するのが好きだったこともあり、学生時代から貯金や資産形成は得意な分野でした。
たとえば、家計簿をつける代わりに「先取り貯金」と「月ごとの大まかな生活予算の把握」で支出を管理することで、手間をかけずにお金が貯まる仕組みを作ってきました。
社会人になってからはその習慣を継続し、20代後半の現在では約1,400万円の資産を形成しています(2025年5月時点)。
この記事では、そんな私自身が実践してきた「性格に合った家計管理法」をベースに、誰でも今日から実践できる貯金術をご紹介します。
「意志の力ではなく、仕組みで続ける」──これが私の家計管理の基本方針です。
性格に合った家計管理がなぜ重要なのか
家計管理は「収入-支出=貯蓄」というシンプルな算数のはずなのに、
実際に続けるとなると驚くほど難しいと感じる方も多いと思います。
その理由の一つは、「自分に合わない方法」で家計管理をしようとしているからです。
例えば、細かい記録が苦手な人が完璧な家計簿を目指しても、すぐに挫折してしまいます。
一方、堅実派の人が「楽しみながら支出管理しましょう!」と無理にテンションを上げても続きません。
ここで注目したいのが、性格に合わせた家計管理の最適化です。
心理学でも「自分の性格にフィットした目標設定をすると、習慣が続きやすい」と言われています。
無理に他人のやり方をマネするのではなく、
「自分らしいやり方」で家計管理を習慣化することが、継続と成功のポイントです。
本記事では、簡単な無料診断を使って、あなたの家計管理スタイルを見つけ、
それぞれに合ったおすすめの管理法と貯金術をご提案していきます。
【無料診断】あなたにぴったりの家計管理スタイルを見つけよう!
まずは簡単なチェックリストで、あなたの性格タイプを診断してみましょう。
診断方法
各質問について、直感で次の4段階で答えてください。
スコア合計が高かったグループが、あなたの家計管理スタイルです。
【4段階評価】
とても当てはまる:3点
まあまあ当てはまる:2点
あまり当てはまらない:1点
全く当てはまらない:0点
質問リスト
①欲しいものがあっても、本当に必要かを何度も考えてから購入する。
②買い物中に「これいい!」と思ったら、その場で購入してしまうことが多い。
③家計簿は細かく分類しないと気が済まない。1円単位まで合わせたくなる。
④目標を立てて、毎月コツコツと積み立てるのが得意だ。
⑤ルーティンワークや毎日の積み上げ作業をストレスなく続けられる。
⑥新しいことを始めても、三日坊主になりがちだと感じる。
⑦習慣化するまでに何度も挫折してしまうことが多い。
⑧将来より「今を楽しみたい」という気持ちが強い。
⑨生活費と貯金用のお金をきっちり分けて管理している。
⑩節約や貯金の計画を立てるのは好きだが、計画通りにいかないとモチベーションが下がる。
診断結果
質問番号 | タイプ | 特徴 |
---|---|---|
Q1・Q9 | 【慎重型】 | 計画的にお金を守るタイプ |
Q2・Q8 | 【自由型】 | 楽しいこと重視、今を生きるタイプ |
Q3・Q10 | 【完璧主義型】 | 理想を求めすぎて疲れやすいタイプ |
Q4・Q5 | 【コツコツ型】 | 積み上げ型の習慣化が得意なタイプ |
Q6・Q7 | 【習慣化サポート型】 | 続ける仕組みがカギ |
判定方法
各グループのスコアを合計し、一番高いタイプがあなたの家計管理タイプです。
同点の場合は、自分がより強く共感できるタイプを優先して選んでください。
私自身は診断の結果、「慎重型+コツコツ型」のハイブリッドタイプに該当しました。
面倒くさがりでもあるので、最初から手間をかけず「ざっくり管理+先取り貯金」を行ったところ、ストレスなく継続できました。
例えば、生活口座と貯金口座を分けたことで、支出の境界が明確になり、着実にお金がたまっていく安心感がはっきりと持てるようになりました。
また、毎月1回だけ支出をまとめて振り返る習慣も、自分にとっては負担が少なく、精神的にも楽でした。
自分の性格と相性の良い方法を選ぶことが、いかに重要かを身をもって実感しています。
タイプ別おすすめ家計管理術と貯金術
あなたの診断結果に応じた、最適な家計管理法と貯金術をご紹介します。
それぞれの性格タイプに合った無理なく続けられる方法で、今日から一歩を踏み出しましょう!
慎重型(計画的にお金を守るタイプ)
慎重型のあなたは、無駄遣いをせずコツコツと計画的にお金を管理できる優秀なタイプ。
ただし、安全志向が強すぎると「守ること」ばかりに意識が向き、資産を育てるチャンスを逃すことも。
おすすめ家計管理法
毎月の収入から必ず先取り貯金を設定する
生活用と貯金用の口座を分け、貯金に手を付けない仕組みを作る
少額からでも投資信託などの積立投資に挑戦してみる
今日からできる一歩
今使っている銀行とは別に、貯金専用の口座を開設しましょう!
自由型(楽しいこと重視の今を生きるタイプ)
自由型のあなたは、今この瞬間を楽しむ達人です。
人生を楽しむ才能は素晴らしいですが、将来のための備えが後回しになりがちなので注意が必要でしょう。
おすすめ家計管理法
給料が入ったらすぐに一定額を貯金する「先取り貯金」を導入する
1週間単位で使える金額を決めた「週予算制」にする
欲しいものは24時間待ってから購入を検討する
今日からできる一歩
給与振込口座に自動振り分け設定をして、貯金用口座へ毎月固定額を移す手続きをしましょう!
完璧主義型(理想を求めすぎて疲れやすいタイプ)
完璧主義型のあなたは、計画力も実行力も高いですが、「完璧」を求めすぎるあまり、続かなくなるリスクも抱えています。
おすすめ家計管理法
家計簿はざっくり3〜5カテゴリで管理してOKにする
月1回だけまとめて支出を確認するスタイルを採用する
小さな達成でも自分を褒める仕組みを作る
今日からできる一歩
今週中に、「ざっくり管理できる家計簿アプリ」をインストールして使い始めましょう!
コツコツ型(積み上げ型の習慣化が得意なタイプ)
コツコツ型のあなたは、日々の積み重ねを続ける力に長けています。
習慣化すれば、大きな資産を築くことも夢ではありません。
おすすめ家計管理法
毎日・毎週のルーティンに家計チェックを組み込む
家計簿アプリなどで貯金の増加を「見える化」して楽しむ
達成感を味わえるご褒美を用意する
今日からできる一歩
毎朝コーヒータイムに前日の支出を家計簿アプリに入力する習慣をスタート!
習慣化サポートが必要なタイプ
新しいことを始めても続かないと感じたあなたは、「続ける仕組みづくり」が重要。
おすすめ家計管理法
ハードルを極限まで下げる(例:毎日1行だけ記録する)
習慣化するまで2ヶ月間だけとにかく続ける意識を持つ
習慣化できたら自分に小さなご褒美を用意する
今日からできる一歩
毎日1つだけ、支出をメモするところから始めましょう!
感情に左右されない家計管理を続ける3つのコツ
どんなに良い家計管理法を知っていても、感情に流されてしまうと続かないことがあります。
そこで、心理学の視点を活かして、感情に左右されずに家計管理を続けるためのコツを紹介します。
使っていいお金の枠をあらかじめ設定する
「節約しなきゃ」と思っていると、逆にストレスが溜まり、無意識のうちに散財してしまうことがあります。
これを防ぐためにおすすめなのが、最初に「使っていいお金」を決めてしまう方法です。
具体的には、毎月の支出予算の中から「趣味・娯楽費」「交際費」などの枠をあらかじめ設定しておきましょう。
この枠の中でなら、罪悪感なく楽しんでOKというルールにすれば、ストレスもたまりにくくなります。
自由型の方は特に、この方法で「楽しむお金」を見える化することで、無駄遣い防止につながります。
面倒な手続きは最初に一括で設定する
家計管理を続ける上で、「毎回手間がかかる」のは大きな挫折ポイントになります。
そこで、貯金や積立、口座振り分けなどの設定は最初に一気に終わらせることをおすすめします。
たとえば、
給料が振り込まれたら自動で一定額が貯金口座に移動する設定
クレジットカードの支払い口座を一元化して家計管理をシンプルにする
など、一度設定してしまえば、その後は何もしなくても家計が回る仕組みを作れます。
特に慎重型や完璧主義型の方には、仕組み化が大きな効果を発揮します。
目標は「達成感ベース」で設定する
モチベーションを長く維持するには、「頑張ったらちゃんと達成感を味わえる」仕組みも大切です。
そのためには、目標を小さく・達成しやすいものにすると良いです。
例えば、
「今月は家計簿を週1回つけられたらOK」
「3ヶ月で5万円貯金できたらご褒美を買う」
など、ちょっと頑張れば達成できるラインを設定してみましょう。
コツコツ型の方には、特に「見える成長」と「小さな成功体験」がモチベーション維持につながります。
私はこれまで家計管理で大きく挫折したことはありませんが、それは「最初から自分に合ったやり方を選んできた」からだと実感しています。
たとえば、細かく家計簿をつけるのではなく、「先取り貯金+支出のざっくり管理」という仕組みを早い段階で取り入れたことで、手間をかけずに自然とお金が貯まる状態が作れました。
家計管理は、努力や根性で乗り越えるものではなく、性格にフィットした「仕組み」を作れるかどうかがすべてだと考えています。
まとめ|自分に合った管理法で楽しく家計管理を続けよう
今回ご紹介したように、性格タイプごとに得意・不得意は違います。
無理に他人の方法をマネするのではなく、あなた自身の性格にフィットしたやり方を取り入れましょう。
そして、感情に左右されにくい仕組みを作ることで、
家計管理は「つらい努力」ではなく、「自然に続く楽しい習慣」に変わっていきます。
まずは今日、無料診断で見つけたあなた専用の家計管理法を1つだけ実践してみてください。
小さな一歩を積み重ねることで、半年後には「自然に貯金が増えている自分」に近づいているはずです。
さらに学びを深めたい方にはこちらもおすすめ!
金融庁 公式「資産形成の基本:NISA特設ウェブサイト:金融庁」
おわりに
この記事が、皆さんのお金の管理に役立つヒントとなれば嬉しいです。ぜひ、自分に合った方法で、賢いマネープランを実践してください。今後も、ライフハック情報をお届けしていきますので、チェックをお忘れなく!
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